- 転職エージェントを使って転職してみようと思うけど何だか不安!
- いいことばっかり聞くけど、何かデメリットあるじゃないの?
- コミュ障でも大丈夫?
転職エージェントを利用する前にはいろんな不安があると思います。
この記事では、転職エージェントのメリット・デメリット、コミュ障の方は特に気をつけて欲しいことについて徹底解説していきます。
私は仕事で中途採用の面接を数多く行ってきました。
もちろん転職エージェントから紹介された方とも面接してきましたので、転職エージェントのメリット・デメリットや注意点を採用目線でわかりやすく解説してきます。
- 転職エージェントのメリット・デメリット
- 転職エージェントの注意点
この記事を読んでもらえればコミュ障の方も転職エージェントを安心して、しかもうまく利用できるようになります。
転職エージェントは何?って方はこちらの記事も読んでください。
転職エージェントのメリット
転職するなら転職エージェントは使った方がお得です。
- 転職サイトに載っていない求人を紹介してくれる
- 自分視野にはなかった職種を紹介してくれる
- 面接通過率が高い
- 求人先の内部情報が手に入る
- 転職活動の負荷が下がる
- 給与の交渉をしてくれる
細かく説明していきますね。
転職サイトに載っていない求人を紹介してくれる
実は転職サイトに求人を載せていない企業も結構あるんです。
私の会社もそうでした。
転職サイトに掲載するには毎月、広告費が必要ですが、転職エージェントに頼んでおけばいい人材が入社してからしか費用が発生しないので、企業側にも広告費を抑えられるというメリットがあります。
また他社に採用をしていることがバレないのも企業としての戦略だったりしますね。
しかも自分にあった求人を探してくれるので、めちゃくちゃメリットでしかないです。
自分の視野にはなかった職種を紹介してくれる
転職エージェントは、自分の経験やあなたの強み、経歴などから、あなたの視野にはなかった職種の企業を提案してくれることもあります。
例えばですが、私の会社で経理を募集していた時の話です。
転職エージェントから前職がアパレルの方を紹介されたことがあります。
その方は事務職を希望されていたそうですが、アパレル時に経理を少しかじったことがあったのと、当社の社風とあった雰囲気を持っていたのでエージェントが紹介してくれました。
面接をした結果は採用でした。就職された本人も自分が経理になると思ってなかったとの事でした。
これは自分1人で転職活動をしていても視野に入ってこないと思います。
提案があれば1度面接に行ってみるだけでも価値があると思います。
面接通過率が高い
採用側の目線で言うと転職エージェントの紹介は基本的に面接通過率が高いです。
転職エージェントがこちらの欲しい人材を熟知してくれているので、見当違いの人が少ないからです。
転職サイトから面接する方は、正直に言うと社風などとあっていなければ、その時点で不採用にすることが多いです。
就職活動時は、みんな真っ白ですが、中途採用は前職の色に染まっている場合が多いので相性を見極めるのは重要です。
転職エージェントの紹介であれば、まず相性の部分が通過済みのため面接通過率も高めになるというわけですね。
求人先の社内の情報が手に入る
転職エージェントは企業との繋がりも強いため、その会社の雰囲気などをよく知っています。
オフィス内の感じや採用担当の雰囲気などから、どういった会社かを転職エージェントに聞いてみるのもオススメです。
ここだけの話、採用担当は会社の顔なので、採用担当者の評判が悪い会社はオススメしないです。
入ってからブラック企業だった・・・なんてことにならないように!
転職活動の負荷が下がる
転職活動をするには、色々な手間がかかります。
しかし転職エージェントにお願いすることができるので自分の負担も軽くなります。
- 求人の検索
- 面接日の調整
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 採用担当者とのやり取り
以上の他にも色々とやってくれるので、どんどん転職エージェントにお願いしちゃいましょう。
転職エージェントがやってくれることはこちらの記事でも紹介しています。
給与の交渉をしてくれる
自分が欲しい給与を事前に転職エージェントに伝えているので、その給与に合うように企業に相談してくれたりします。
ちょっとくらいの無茶なら企業側も聞いてくれます。
面接でお金の交渉するのは苦手って方は、ぜひエージェントにお願いしましょう。
転職エージェントのデメリット
- 自分が行きたくなかった会社に入社してしまう
- 採用の難易度が上がる
- 転職エージェントが保有している求人しか紹介してくれない
- ハズレの転職エージェントに当たる可能性がある
自分が行きたくなかった会社に入社してしまう
転職エージェントの言いなりになって転職活動してしまうと最終的に自分が行きたくなかった会社に転職しちゃったなんてことも結構あります。
ちなみに私が面接していて『何でこの会社を希望したの?』聞くと
と答える人がたまにいました。
ごめんなさい。もちろん不採用です。
転職活動の主役は、あなた自身なので決して誰かに勧められたからとかにならないようにしてくださいね。
最終的に損するのは、転職してしまったあなたになってしまうので。
採用の難易度が上がる
面接の通過率が上がるよって話はしたのですが、採用するかどうかは少しハードルが上がるのは事実です。
なぜかというと仮に転職サイトに求人を出していたとします。
- 転職サイトから応募があったAさん
- 転職エージェントから紹介があったBさん
2人お応募があったときに『Bさん』を採用すると転職エージェントに報酬を払う必要があります。
Aさんを採用した場合は転職サイトの求人費は払ってしまってるので、追加の費用は発生しません。
つまり『Aさん』よりも『Bさん』の方が採用したいな〜!と思わせないと採用の難易度が上がってしまうんです。
採用側も費用の意識は結構高いんですよ。
そんな声が聞こえてきそうですが、欲しい人材であれば追加費用が発生しようが採用します。
つまり最後は、みなさん次第ってことになります。
面接でいい印象を与えれるように頑張るしかないんです。
それは転職サイトからきたAさんも一緒ですよね。
ですので転職エージェントは便利なことも多いので使っちゃいましょう!っていう答えになりますね。
転職エージェントが保有している求人しか紹介してくれない
当たり前ですが、転職エージェントが保有している求人以外は紹介してくれません。
転職エージェントの会社によっても得意分野の職種などがあってほとんで網羅してるのは、リクナビとマイナビくらいじゃないでしょうか。
転職エージェントも複数の会社があるので、自分の職種にあった転職エージェントを利用することをお勧めします。
登録は3,4社にして、だんだん使うエージェントを絞っていく方が賢い使い方ですね。
ハズレの転職エージェントに当たる可能性がある
残念ねお知らせです。
ハズレの転職エージェントも存在します。
転職エージェントも会社員なので、合わない人であったり仕事ができない人も正直います。
その時はエージェントを変更してもらうこともできますが、言いづらい場合は他の転職エージェントに登録しなおしちゃいましょう。
そんな風に思われるかもしれませんが、何回もハズレるわけではないので、いいひとに当たるまで利用しましょう。
メリットの方が大きいので使う方が、絶対にお得でございます。
コミュ障の方に向けての注意点
転職エージェントを利用するコミュ障の方に伝えたいのは、この2点です。
- 最初に伝える情報が肝心
- 断る勇気を持つこと
知っておいて欲しいのは、転職エージェントは営業マンです。
自分の利益を優先する人もいるので、あなたが希望していない職種を案内してくることもあります。
希望していない職種を勧められた時は、断る勇気を持とう。
また自分がどういった会社に行くか迷っているなどを伝えてしまうと、転職エージェントの都合のいい、とんでもない会社を勧められたりしてしまいます。
自分の情報を伝えるときは、しっかりと転職の軸を決めてからエージェントに伝えるようにしましょう。
実際に転職エージェントを利用する場合は最初から複数の転職エージェントに登録して比べるようにしましょう。
無料なんで自分が有利になるようにうまいこと使いましょう。
まとめ
最後に転職エージェントのメリット・デメリットをもう一度、振り返りますね。
- 転職サイトに載っていない求人を紹介してくれる
- 自分視野にはなかった職種を紹介してくれる
- 面接通過率が高い
- 求人先の内部情報が手に入る
- 転職活動の負荷が下がる
- 給与の交渉をしてくれる
- 自分が行きたくなかった会社に入社してしまう
- 採用の難易度が上がる
- 転職エージェントが保有している求人しか紹介してくれない
- ハズレの転職エージェントに当たる可能性がある
結論を言うと、デメリットを考慮しても圧倒的にメリットの方があります。
デメリットに注意して使いこなせば必ず転職がうまくいくはずです!